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キリバス共和国は、珊瑚礁でできた島嶼国で、太平洋に浮かぶ島国の中でも特に海抜が低いため、地球温暖化による海水面上昇による影響は、まさに死活問題です。APSDでは、NGO国際マングローブ生態系協会(ISME)と共に、海岸侵食の被害の大きいタラワ島の海岸線に、現地住民と共にマングローブの植林を開始しています。併せて、それらの技術や環境問題への取り組みについて現地の子ども達を対象とした環境教育ビデオの制作と小学校での環境教育プログラムの実施を予定しています。
※マングローブ
熱帯、亜熱帯地域の海岸線に多く分布し、機能として、海外侵食の防止になる、土壌を堆積させる、水産資源が涵養される、などが挙げられる。 |
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