あらすじ
隣国のパプアニューギニアで、有機農業の勉強をして、5年ぶりに祖国ソロモンに戻ってきた主人公ビクター。しかし、久しぶりに帰った祖国の様子は、民族紛争以来すっかり変わってしまっていた。失業して町にあふれる若者の姿に、ビクターはショックを受ける。
一方、ビクターの親友だったルーディは、仕事を求めて首都ホニアラに出てきたものの仕事がなく、マスターリュー(無職で何もしていない人)に。酒やマリファナに手を出し、家族に乱暴を振る荒れた生活を送っていた。
ある日、ビクターは偶然町でルーディが、老人から金を奪う所を目撃する。ルーディは、奪った金で薬物を買い、吸っている途中に中毒症状を起こし倒れた。そして病院のベッドで、金を奪った老人に諭される夢を見るルーディ。目を覚ますと、そこにはビクターの姿があった。ルーディはビクターに、「仕事はしたいけど、仕事がないんだ」と訴える。ビクターは、退院したら一緒に米を育てようと言い、ルーディはしっかりとうなずいた。退院後、ルーディはビクターと一緒に畑で米作りを始め、自身と希望を取り戻してゆく。